FPL通信9月号

特集 消費税10%時代の家計の工夫について

 2019年10月に消費税が8%から10%に引き上げられます。今回の消費税の引上げは、日本で初めて軽減税率制度が導入されます(飲食料品と新聞)。

 軽減税率の適用対象については、新聞は定期購読されている週に2回以上発行される新聞に適用されるので、電子版の新聞や駅売りコンビニ売りの新聞は除外されます。飲食料品は「役務の提供(食事の提供)」なのか「飲食料品の譲渡」なのかがポイントです。

 この消費税の引上げに伴い活用したいのが「キャッシュレス決済によるポイント還元」と「プレミアム商品券」の2つの負担軽減措置です。プレミアム商品券については当てはまる世帯が少なくなりますので説明は割愛しますが一枚500円の商品券を一枚400円で買うことができるものです(条件により最大制限有)。


 「キャッシュレス決済によるポイント還元」については2019年10月以降の9か月間、対象店舗で現金以外のクレジットカード、電子マネー、QRコード決済等のキャッシュレス決済で2%or5%のポイント還元が受けられるというものです。新聞でも発表されていますが大手カード会社は何社か還元分を引いて請求することも予定されています。

 例えば毎月20万円の消費税課税支出がある家庭の場合、2%の負担増なので4,000円ほど負担増ですが、軽減税率を考えると3,000円ほどの負担増です。一般例で考えると、食費や衣料費・美理容代・日用品・コンビニ等での支出の半分程度を5%の還元対象店舗で購入すれば約8割の負担減になりますので、消費税の引上げに向けて支出の工夫もお忘れなく。
 

? マネークイズのコーナー

交通事故の際に自動車賠償責任保険(自賠責保険)で補償されるのは、次のうちどれでしょうか?

 

1  他人のケガ

2  自動車や建物などの物の損害

3  本人のケガ

(答えは下にあります!)

 

! 今月のお知らせ


 9月16日は『敬老の日』です。2002年から祝日法が改正施行されそれまでの9月15日から9月第3月曜日に変更になりました。

 由来は諸説ありますが、聖徳太子が593年9月15日に大阪の四天王寺に悲田院(貧しい人や孤児を救うための施設)を作ったことが一番古い記録のようです。

 最近は人生100年時代といわれ、老人の区分もあいまいですが、感謝の心を忘れない一日にしましょう。

 

コラム 年金の請求忘れていませんか?

 

 厚生年金の加入期間が1年以上あるなど一定の条件を満たした人に支払われる「特別支給の老齢厚生年金」をご存知ですか?生年月日や性別によってもらえる年齢が違います。
 

 例えば 昭和3312月生まれの女性の方は、9月の初め頃に日本年金機構から緑色の封筒が届きます。しかし、残念なことに年金請求書という用紙が入っていますが、「特別支給の老齢厚生年金」の請求書とは書かれていません。ですから、早くに年金をもらうと減額されてしまうのではとか、年金は65歳から受給したいのでと放置していませんか?
 

 受給条件 ・男性は昭和3641日以前に生まれていること

      ・女性は昭和4141日以前に生まれていること

      ・老齢基礎年金の受給資格期間の10年を満たしていること

      ・60歳以上であること

      ・厚生年金の加入期間が1年以上であること
 

 年金は申請しないともらえません。年金の時効は5年!もらえる時から5年を過ぎてしまうともらえません。「特別支給の老齢厚生年金」は繰り上げとは関係ありません。また、65歳未満で在職し厚生年金の被保険者となっている場合、年金額が支給停止となる場合もあります。
 

心当たりの方は、年金事務所に問い合わせをしてみましょう。
 

? マネークイズの答え


 正解:1
 
 自動車賠償責任保険は昭和30年にできた「交通事故が発生した場合の被害者の最低限の補償」を目的として開始した対人保険の制度です。法律で自動車及び原動機付自転車に加入が義務付けられおり、補償の上限は決められているものの、下限は一切明文化されていません。

編集後記

 

 夏休みも終わり2学期が始まりましたね。

 海外では夏休みに宿題ゼロの学校もあるようです。私が子供のころは始業式の日に自由研究や絵日記、工作と両手に一杯宿題を持って学校に行った思い出があります。この宿題本当に意味があったのかなかったかはさておいて(笑)朝夕の通学路に子ども達の賑やかな声が戻ってきてほっこりしている今日この頃です。

 次回のFPL通信は11月の発行を予定しています。お楽しみに。(植田房子)

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  • このブログの記事は「藤本英城」が書きました。

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